2007年10月11日

あいあらーとタイマッサージ3

ツボが点だとしたら、センは文字通り線の考えです(タイ語でも“セン”といいます)。
エネルギーラインというラインが体に存在していて、という考え方で、そのセンに沿って刺激していきます。
このエネルギーラインは目に見えるものではなく、解剖学的にも確認できないのですが、
東洋医学でいうところの風や気と考えていただくといいと思います。
セン押しすることによって、エネルギーラインの流れをよくし、体のバランスを整える。
タイマッサージの基本的な考え方です。

まず流れをよくしておいてから、特定部分の施術をすることによって、より効果的になります。
その後習った、特定部分のマッサージ(レベル2)では、特にセン押しの重要性を教わりました。

多くの学校では上級コースを受けるためにはその学校の基礎コースを受けてから
というのは、文字通り、上級コースの技術の基本は基礎のコースにあるからでしょう。
いくら他の学校で上級コースを受けていたり実務経験があっても、新たに基礎から学ぶことを勧められます。
ピシット校は基礎コースを受けてから一年以上経験をつんでからでないと、
上級コース(特定部分のマッサージ)を受けることは出来ません。
特定部分のマッサージ(症状軽減)をする前に行なうセン押しがしっかり出来ていてこそののものなのでしょう。



*強く深く、しかし痛くないマッサージを心がけなさい 
  (ゆっくりじっくり押していくこと)
*タイマッサージは学問であり芸術である
  それほど誇り高いものだと自覚してもらいたい
*熟練した技術を身につける近道はない
  何度も何度も繰り返して、一心に行ないなさい


これらの印象に残る言葉を、先生から直接又は教科書からご教授いただきました。


私のタイマッサージは、ピシット先生の教えに強く影響を受けています。
  

Posted by あいあらー at 15:00ピシットスタイル

2007年10月09日

あいあらーとタイマッサージ2

タイでは、日本で皆さんがタイマッサージを受けるのと同じ目的で来られる方ももちろんいらっしゃいます。
そうでなく、タイでは病院に行く代わりにマッサージに来る方もいるのです。

タイには、西洋医学の医者と東洋医学の医者であるマッサージの医者もいるのですが、私の先生もそうでした。

治療に来た患者さんに対し、まずはスタッフが先生の指示に従って、セン押しをします。
タイマッサージといえば、アクロバティックなストレッチの印象が大きいと思いますが、
センに沿った施術もとても重要です。
肩・腰・膝など、症状によっておさえておくセンがあるのですが、
それをまずスタッフの人が1,2時間をかけて押していきます。
(ピシットスタイルの場合は、1~6まであるパターンごとに分けられます。
たとえば、膝が悪い人にはパターン3、腰の場合はパターン4など。)

その後、先生が症状にあわせて特定部分のマッサージをしていきます。
その技は、それまで私が見てきたタイマッサージとは全然違ったものもありました。
矯正で骨をゴキ!というのも。
タイマッサージも目的やスタイルによって違いが有るとは思いますが、これがひとつの形なんだ! と。

つづく
  

Posted by あいあらー at 12:07ピシットスタイル

2007年10月08日

あいあらーとタイマッサージ1

5年ほど前、タイで勉強している頃です。
授業が一通り終わって、練習で学校に通わせてもらった時のお話。
毎日学校に行って、学校に併設のサロンのスタッフを捕まえてひたすら練習の日々です。
技術を習得するときに一番大切なのはひたすら繰り返し数をこなすこと。
それは十分分かってはいるのですが、繰り返しの日々にだんだん飽きもしますし、欲もでてきます。
その頃の私はすでに日本で一年間働いた経験がありましたので、練習がてらどこかで働きたい 
と思ってしまいました。

何件かのバンコクのタイマッサージ屋に掛け合ってみました。
が、日本人だということで、技術チェックもしてもらえず不採用に。

通ってる学校の先生に相談したところ、ある店を紹介してくれました。
そのお店は、タイ人のお客さんがほとんど。
私の先生(ピシット先生)は、実はすごく偉い先生なのです。
タイのマッサージ界でも一番偉いうちの一人。
その先生の口利きだったのですが、店で一緒に練習をさせてもらったのですが、
タイ語が出来ないということで働くことは出来ませんでした。

結局、学校の併設のサロンでお客さんに入らせてもらえることになりました。
日本で働いてきた環境とは大きく違う本場タイで働け、本当によい経験が出来たと思います。

つづく
  

Posted by あいあらー at 16:13ピシットスタイル